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『失敗の科学』はきっと読んだ人の失敗への価値観を変えてくれる一冊になる

書評
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誰だって人生のどこかで大なり小なり失敗は経験してるはず。

大きさは人それぞれだと思うけど、その時は失敗をどう捉えて、そこから何を学ぶことができていたんだろう。

「失敗の科学」の中では実例を挙げて、失敗に関する人の心理状態や、失敗とどう付き合っていくべきかといったことが紹介されています。

読み終わると失敗に対する価値観が変わります。もっと早く読んでおけばよかったなぁと。

かなりボリュームはあるけど、みんなに読んで欲しい一冊ですね。

失敗は誰にでも起こりうる

著内ではたくさんの失敗の実例が紹介されていて、そのどれもがとても大きなスケールの内容となっています。

病院での医療ミスや航空機事故、冤罪など。

実際に人が亡くなった話が詳細に書かれているので、冒頭から心が抉られるような気持ちにもなりました。

まずはじめに、医療業界と航空業界の失敗に対するアプローチの違いから話が進んでいきます。

どちらも一歩間違えば人が死んでしまう事のある現場ですが、失敗に対するアプローチは歴然の差なんです。

航空業界はブラックボックスが用意されていて、事故があったとしてもブラックボックス内に残ったデータから事故の理由を分析し、再発を防ぐシステムがあります。

その他にも、ヒューマンエラーはシステムの欠陥が主な原因と考えるようになってからは、失敗があるたびにシステムの改善を繰り返し行ってきました。

対して医療業界は真逆だったようです。

ミスを認めるという文化がなく、事件があった時も「最善を尽くした」の一言で片付けられてきたと書かれています。

この両者の失敗に対する受け止め方で何が変わってくるかというのが、この本で書かれている大きなテーマなのですが、

「失敗を分析し、試行錯誤することで人や組織は成長していく」

といった言葉にまとめられると思います。

本を読んでいるとわかるのですが、どんなに優秀な人でも失敗をすることはあります。

その時に失敗をどう受け止めればいいのか?

組織はどう変化していくべきか?

そう言ったことが本を読み進めていくと明らかになっていきます。

人は思った以上に失敗を認められない

失敗に関する調査は著内でたくさん紹介されています。

その調査結果を見れば見るほど、人って思った以上に失敗を恐れているんだなぁと感じました。

失敗を認めるのが怖いあまりに、事実をすり替えて信じ込んでしまうなんてことも。

そういや、身近にもこういう事ってよくあるなぁと考えさせられたり。

昔、回転寿司でバイトしてた時に、職人さんに間違えてるところ注意したんだけど、

「俺は正しい!そんな事はない!」って言ってたっけ。

プライドが高すぎたり、仕事ができすぎると逆に失敗を認められなくなるって話も書かれています。

自分ではこうならないように、いつでも謙虚に失敗も成長の糧にしていかないといけないなと、本を読んで教えられました。人生の教科書みたい。

失敗は「してもいい」ではなく「欠かせない」

失敗のエピソードとか、その時の心理については著内でまだまだ掘りすすめられてるんですが、最終的に僕が大切だなと思った言葉がこれ。

失敗は「してもいい」ではなく「欠かせない」

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織(p289)

この言葉に、色々と込められていると思う。

この言葉だと、失敗を認めることだけでなく、失敗から学びながら前進していく必要性も伝わってくる。

著内では第6章の冒頭に書かれていて、そこから数ページにかけて書かれているテーマは「成長型マインドセット」と「固定型マインドセット」について。

この2つのマインドセットの違いによって、失敗や成功をどう捉えるかが変わってくる。

「成長型マインドセット」の場合は、失敗を自分の力を伸ばす上で欠かせないものとして自然に受け止めることができる。

一方、「固定型マインドセット」の場合は、「自分に才能がない証拠」と受け止めてしまう。

才能だけで成功するなんて、そんな世の中なんてつまらないよね。

努力したものが報われる世界であって欲しいものだ。

僕の場合は小さい頃から「やればできる」みたいなイメージがついてて、それを信じていたので成長型マインドセットは身についたけど。

それが良かったのかはまた別の話(笑)。

マインドセットについて、もっと詳しく知りたい方は「GRIT やり抜く力」も読んでみるといいですよ。

失敗の科学、書評まとめ

ボリュームがすごい本なので、全部は語れなかったけど本当にオススメの一冊です。

「失敗は成功のもと」って昔から言うけど、この本が科学的に分析して証明してくれた感じですね。

ひと昔前までは

「失敗嫌や。。帰る。」

みたいな感じでしたが、今はもう

「失敗大好き!おっぱい大好き!」

って感じです。(影響力すごい)

教科書にして学校で教えたらいいのにって思うくらいの一冊。

ぜひ読んでみてください。

書評
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マッチャレンジャー

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